大腿部の痛み

大腿部の筋肉

走ったり、歩いたり、姿勢保持に働く強力な収縮力を発揮する前面に「大腿四頭筋」後面外側に「大腿二頭筋」内側に「半腱半膜様筋」があり、スポーツなどによる筋・腱の炎症、筋断裂、肉ばなれを起こしやすい部位です。

腰痛ヘルニア、狭窄症(きょうさくしょう)などの神経症状があらわれやすい場所でもあり、前面は大腿神経痛、後面は坐骨神経痛、外側面に絞扼性神経障害(こうやくせいしんけいしょうがい)である大腿外側皮神経痛があります。

その他に閉塞性動脈硬化症、腰部脊柱管狭窄症による間歇性跛行(かんけつせいはこう)があります。
これは10分とか15分位歩いていると大腿部や下腿部に痛み・シビレ・重だるさ・脱力感などの症状が現れて歩けなくなり、立ち止まって休むと、また歩けるようになりますが、歩いていると、また痛みが現れて歩けなくなるという症状です。

動脈硬化症の場合は、足が冷たくなったり、拍動が弱くなったりします。狭窄症は前屈すると痛みが楽になります。

大腿部の筋肉

自宅でのリハビリについての注意

痛みがある時は、運動やストレッチなどの体を動かす事はやめましょう。
まずは痛みを止める事が優先されますので安静にしましょう。
今の痛みが急性なのか慢性なのかわからないまま運動しても悪化するだけです。
痛めてから日数が経っているから慢性と言う訳ではありません。
急性の痛みの事もありますので、注意してください。
痛みがだいぶ和らいだら、血流を改善させる程度の軽い運動をしましょう。

急に負荷のかかる運動をはじめると悪化しますので、自分の症状に合った運動をしましょう。
「運動していて痛みが強くなってきたり」、
「運動後は痛みが楽になるけどしばらくすると痛みが強くなる」などの
症状変化がある場合は、運動をやめて様子をみましょう。
自分の身体の状態を観察して、自分の痛みを理解しましょう。
そうすることで、自分が何をするべきなのか、
何をしてはいけないのかを知ることが出来るでしょう。
自分の身体は、自分を治そうと、いつもいつも一生懸命です。
なのにそれを邪魔している原因があります。
それを探して取り除くことで、必ず治るはずです。